しがない1日

昨日まで出張していたので今日は代休。

午前中は頭痛のクリニック行き、ストウブで野菜と鶏肉の蒸し煮をつくり、午後はジムに行った。夜は「god's own country」という映画を観てきた。

 

休日といえば休日なのだが、どうしても職場のメールをみてしまう。

そんな時に限って、人の心を乱すようなメールが入っていることが多い。

自分の場合、基本的に被害者意識が生じてしまう性格のようで

「なんでこんなお願いを自分にしてくるんだろう」という悲しい気持ちが生じたあとに、相手への怒りの感情が湧いてきてしまう。

不思議なもので、そういったことが何度もあるうちに怒りやすくなってきてしまった。おそらくそういう思考回路ができあがってしまっているんだろうと思う。

一番悪いのは、我を忘れて怒りのメールを返信してしまうこと。一度書いて結局送らないということが多いのだが、誤って送ってしまうともう災難。そういう時は一呼吸を置くと落ち着いた気持ちになり、冷静に判断できるようになる。

ただ、あまりにも怒りやすくなってしまったので何とか感情的にならない方法を身につけられないかな、と思っている。一瞬でもカッとなると、本当に精神に悪い影響を及ぼしているように感じるし、身体の不調にもつながる。よって、早速本屋に行って「感情的にならない気持ちの整理術」という本を買ってしまった。役立てばいいのだが。

 

夕方は「god's own country」という映画を観てきた。ジャンルとしてはLGBT映画に入るのだろう。てか、そんなジャンルあるのだろうか。普通にヒューマンドラマとかでよいかと思う。イギリスの牧場で働く主人公。身体が不調な父親が築いてきた牧場を一人で何とか経営している。そこにルーマニア人の青年がやってきて、一週間のみ牧場を手伝うことになる。主人公はルーマニア人の青年のことを「ジプシー」と読んでバカにすがるが、次第に二人は心を惹かれていくといった物語。この映画は本当によかった。がさつで不器用な主人公。牧場を継ぐという重圧もある。感情を素直に表現できないが、相手の青年のことが好きになっていく過程は心がときめく。この映画にはsorryや、I love youも出てこないが、そこがまたよかったと思う。うまく説明できないけど。

 

もう自分はこんな恋はしないんだろうけど、人生って素晴らしいなと思わせてくれる映画だった。