手術3日目

完全にこの手術を舐めていました。

一昨日は思ったより楽だなんてテンションでいましたが、術後2日目、事件が発生。

 

出血も少なくなり、問題なく時を過ごしていたのですが、異変が起きたのは12:00頃。急に右側の鼻からドバドバ血が出始めました。綿球をどんどん変えるけど止まらない。

 

まずいなーと思っていたら、だんだんと勢いが弱まり血が出なくなりました。その後は昼寝をしたりと、平穏に時を過ごしていたのですが、再度異変が起きたのは17:00頃。再び1分間に1回のペースで綿球を交換するペースで出血。

 

ちょうど先生が回診に来たので聞いてみたら、出血しているのはメスを入れた方ではなく、粘膜を焼いただけの方なので問題ないとのこと。それで安心していたのですが、出血は全く止まることなく4時間が経過。その間も絶えず綿球の交換をしないといけないので、だんだんとぐったりしてきました。

 

22時頃に意を決してナースコール。看護士さんに状況を説明すると、先生に電話してくれたのですが、先生の答えは「たえず綿球を交換すること」だったので意気消沈。でも、傷を焼くとかそういうことにならなくてよかった。

 

看護士さんが鼻にガーゼを当ててくれて、それで少し楽になりました。それでも吸収可能量を超えたら血が溢れてくるので、ナースコールで看護士さんを呼んだところ、担当でない看護士さんが来てくれたのですが、一言「すごいですね、、」。

 

もう、出血多量で死んでしまうのかと思いました。パジャマやタオル、ベッドに血がつきましたが、もう気にする気力もなし。明け方、やっと血が止まり少し眠ることができました。親身になってくれた看護士さんに本当に感謝。

 

そのように迎えた術後3日目の今日は鼻の中に詰められたガーゼをとることになっていました。

 

9:00頃外来に呼ばれ中に入ると、金属の器具を持った先生が待機。鼻の中に血の塊があったので、それを金属からでる液体の噴射で溶かしながらガーゼを抜くのですが、普通にすごく痛い。容赦なく突っ込まれ、かきまわされます。目からは涙がとまらない。

 

ガーゼを抜いたあとに、鼻の奥まで洗してくれたのですが、それも激痛でした。まあ我慢できる程度でしたが、もうやりたくないな。直後に血圧を測ったら高い値が計測されました。

 

ただ、このガーゼ抜きのおかげで、鼻の圧迫感がなくなり、急激に調子が良くなってきました。綿球は半月程度し続けないといけないそうですが、綿球をとると今まで経験したことのないくらい空気が吸えます。水も普通に飲めるようになり、鼻に対する感謝の念が。

 

扁桃腺の摘出手術より回復は早いですが、つらさは変わらないみたいです。でも長い人生そんなこともあると思えば乗り越えられると思います。

 

これから手術を受ける方は「まあしかたない」くらいの気持ちでいてください。それにしてもガーゼ抜き痛かった。笑