つれづれなるままに

1985年生まれ

30歳
ゲイ
都内在住
 
好きな歌手Aimee Mannの曲に31 todayという曲があります。「今日で31歳になるわ。私の人生ってこんなものなのかしら。もっとマシなものになると思っていたのだけど」という内容の歌詞。
 
この歌を20代前半から聴いていましたが、31歳なんて遠い話だと思っていました。が、気づけば今年31を迎えます。焦る。
 
人生って社会人の休暇みたいなものなんでしょうか。仕事をしていて長いお休みがもらえた時、最初は思う存分に楽しむけど、だんだんと昨日と今日の区別がつかなくなって、そうこうしているうちに「休みが終わっちゃう!」と焦り出しますよね。
 
どうか人生が後半を迎えた時、焦らないようなニンゲンでありたい、、。ずっと思ってることですが。
 
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昨日は飲み過ぎてしまいました。
 
最近はお酒を呑んでもあまり酔えない体質になっていましたが、空腹にハイボールをいれたら一気に酔いが回りました。酔うとやはり楽しいです。
 
電車で最寄り駅まで帰り、気がついたら高級スーパーで紅茶を吟味していました。最近いろいろな紅茶を飲み比べるのがマイブームになっています。「アールグレイはまずいスープみたいな味がするから嫌いだわ〜」と思いながらさまざまな紅茶のパッケージを眺めていたら、ポンポンと肩をたたかれました。
 
そこにいたのは職場の同僚の女性でした。
紅茶を吟味する酔っぱらい男性をみてどう思ったのかしら。気にしないことにしました。彼女は笑って、スタバでコーヒーをおごってくれました。
 
最近は仕事でつらい状況になると「ちょっといいもの」を選ぶケイコウがあります。
紅茶も日東紅茶ではなくてオーガニックなもの。みかんも温州みかんじゃなくて「せとか」(1つ500円もする!)。友人や恋人に「またはじまったよ〜」といいような顔をされるが、そういう時は「いいじゃん!オカマなんだもん」と心の中でつぶやく(口には出さない)。これは親友Jとの合言葉のようになっています。
 
つまり「オカマなんだからノンケ社会の中で生きづらい。世知辛い思いもたくさんしている。こんな自分にご褒美をあげたい」と思うのです。
 
考えてみれば私はオカマだけど、そのことに悪意を持って接してくる同僚などはいないです。そもそも公言はしていないけれど、、。でも「オカマなんだもん!いいじゃん。」と思うことは色んな場面で良い言い訳になるのです。あくまで自分に対してね。
 
自分で自分の機嫌はとらないと。
江古田ちゃんのように。
 
ハブ・ア・ラブリー・サタデイ