モストボーリングナイト

うー。だるい。昨日は10代からの友人に誘われ新宿で飲んだ。 前日も同僚に誘われ新大久保でイイダコサムギョプサルやカキ氷を 食していた私の胃腸は危うい感じ。ただし人生を楽しむため、 「飲みの誘いは断らない」という決めた私に「断る」 という選択肢はない。新宿に到着次第薬局で胃薬を購入、 コンディションを整える。

 

19時過ぎに新宿で待ち合わせ。彼は前回(おそらく3~4か月前 )会った時よりかなり太っていた。「大きくなったね。」 と言う私に「鍛えているんだ。」と返す彼。いや、 ただ飯食って太っただけだろ、と心の中で悪態をつく。 なんで友人に対しても悪態つくんだろう。本当性格悪い。

 

よく行く韓国料理屋(また!)につくと2時間の飲み放題を注文し 、息つく間もなく生ビールを飲みほす彼。 その後の記憶は飛んでいるが、黒豆マッコリを飲んだ気がする。「今日から勤務しているので、 何もわからないんです。」 と宣言する素朴な韓国人青年の店員を応援しつつ、 もう一杯という誘いにのって二丁目のとあるバーへ。

 

店はありがちなちょっとダサいゲイたちであふれていた。( 本当に上から目線なんですが、 私はゲイにありがちないろんな色が使われたファッションが好きじ ゃない。「ダサイロゴが入ったTシャツなんてよく着れるな、、、 」なんて思ってしまう。が、 ここではシンプルなファッションに身を固めた私は完全な部外者。)

 

落ち着いた中年40代~50代のカップルの横に腰をかける私たち 。中年カップルは大人な感じで話しかけてくれる。ほのぼの。 そこまでは楽しかった。が、問題はその後。ひたすらテンションが高い店員が横に座り、おもしろくもない話( 主に下ネタ) を延々と話すのにストレスがたまってしかたがなかった。

 

別にテンションが高いのはいい。だってそれが店員の仕事だもの。 が、話しがつまらないのは致命的。「 自分の話だけするんじゃなくて、 他人の話を引きだすのがお前の仕事だろーが!」 と酔っ払いながらひたすらむかつく。 途中から笑顔で相槌をすることにも疲れ不愛想になる私( こういうところがよくない)。

 

不思議だったのは周りの人がその店員の会話を楽しんでいるように見えたこと。私はひたすら「人生30年以上生きていてこんなことで笑えるの? こんなつまらない会話ばっかりして時間をつぶすなんて人生の無駄 。かえりたーい。ここにいるやつらみんなバカなんじゃねーの。」 なんてことを考えていた。失礼すぎ。 でも酔っぱらっていたから許して。

 

いや、別に自分が面白い話ができるわけじゃないんです。 むしろつまらない方かもしれない。 そもそも面白いと感じることは人によって違うから、 誰に対しても面白い話をすることは不可能だと思うんです。 でも自分の会話を相手が楽しんでいるかどうかってわかるじゃん。 その反応をみて話す内容を変えるって大事じゃん。 私はあんたのオナニーみにきたんじゃないんだよ!!(怒)

 

その後、アルコールによる激しい頭痛に見舞われながら、 コンビニでアイスを買い、帰宅した私は恋人に「 自分がいかにつまらない夜を過ごしたか」 ということについて熱弁した。 恋人はあきれながらもなだめてくれたが、「まあ、 そういうところに行くことを選んだのは●●君だからね。」 なんてことを言っていた。ごもっともです。

 

ゲイバーって楽しいイメージあったけど、 こういうところもあるんですね。っていうか、 歳とともに面白いと思うことが少なくなってきた自分の問題? 次行く時は落ち着いた話ができるバーに行きたいわん。 理想はマイブルーベリーナイツのジュ―ドロウのバーね。