読んだら忘れない読書術

私は本を割と読む方だと思う。割と、というのは日本人の47.5パーセントが一ヶ月に一冊の本も読まないという文化庁の統計と比較して、という意味である。

 

ジャンルは小説、エッセイ、たまに自己啓蒙本という具合である。

 

読んでいる時はそれなりに楽しい。ところが、読後、友人にその本のことを説明しようとしてもできないのである。つまり、すぐ内容を忘れてしまう。これを自らの記憶力の悪さや頭の悪さによるものだと思っていた。

 

そんな時に本屋で目に止まったのがこの本。

 

著者によると記憶に残る読書をするためには、読後1週間に3回アウトプットする事が大事らしい。それにより、脳がアウトプットした情報を「何度も利用される情報」として判断する。アウトプットというのは、友人に本を紹介する、感想を書く、レビューを書くといったことである。

 

せっかく読書をしてもその内容が記憶に残っていないということは、それは「知識」として自分の中に定着していない、無意味な自己満足の読書であると筆者は言う。この部分がグサリと突き刺さった。

 

ということで、定期的に本の感想をブログにアップしていきたいと思います(単純)。